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北アルプス 登山記録

【北アルプス】表銀座 縦走(その2)~蕩けそうな雲海の後、東鎌尾根を越えて槍ヶ岳へ~

投稿日:2016年10月22日 更新日:

北アルプス遠征登山、表銀座縦走2日目です。1日目は中房温泉から燕岳に上がり、大天井岳まで進んでテント泊したところまで。

燕岳、大天井岳は本当に素晴らしい山でした。今日は表銀座の核心部である、槍ヶ岳まで進みます(๑´ڡ`๑)

北アルプス表銀座 縦走登山(大天井岳~槍ヶ岳)

10月も中旬を過ぎると、6時を過ぎてやっと辺りが明るくなります。このタイミングに合わせて大天井岳の山頂に向かいましたが、そこから見た景色は格別(๑´ڡ`๑)

雲海の文字通り、雲がさながら海のように山間をびっしりと埋め尽くし、これは本当に雲なのか?!と思うほど、蕩けそうで、なめらかで・・・これまで見た雲海の中で間違いなく1番辺りをオレンジ色に染める太陽と青空のコントラスト、眼下には一面に広がる大雲海。

本当にすごいんです!写真でしか伝えられないのが口惜しいくらい。是非とも実物を見てほしい。

左を剥けば穂高連峰と槍ヶ岳が朝日に染まっていい感じ。

朝と夕、それぞれ印象的。大天井岳山頂からの景色、最高です。穂高連峰に槍ヶ岳、反対側は餓鬼岳、燕岳、遠くは後立山連峰まで見えちゃいますからね(๑´ڡ`๑)

雲海の上、歩けちゃいそうですよね。それくらいモッコモコの雲海がびっちり。

雲と山の境界線はまさに波打ち際のよう。

雲海はテント場のすぐ目の前。テントから顔を出せばすぐそこには絶景が!これがテント泊の醍醐味なんですよぉ!この非現実感がたまらないし、山に来てよかったと思う瞬間の一つ(๑╹ڡ╹๑)p♪

表銀座の核心部、槍ヶ岳へ向けて出発

雲海に見とれるのもそこそこに、槍ヶ岳へ向けて出発。

昨日もなかなかの距離がありましたが、今日も今日とて結構歩きますからね、頑張ろう( ・ㅂ・)و ̑̑

出発してすぐ、大天井岳もう一つの山小屋「大天井ヒュッテ」が見えてきます。その先にある小高い山は牛首展望台というところで、槍ヶ岳の展望が素晴らしい"らしい"です。

結構登りそうなのと、別にあそこに登らなくても槍ヶ岳の展望はすでにいいので、スルーしちゃいました。

これから向かう槍ヶ岳を常に見ながらの華やかな縦走路。テンション上がりますね(๑╹ڡ╹๑)p♪

大天井岳から喜作新道という景観のいい道を進みます。この喜作新道を作ったのは小林喜作。この道がない頃は燕岳か大天井岳に泊まった後、常念小屋に泊まってから大回りしなければ槍ヶ岳には行けませんでした。これを整備したのが小林喜作 氏です。ちなみに、大天井の後、常念小屋まで行きそこから槍ヶ岳へ行くとなると果てしなく遠いです。

ヒュッテ西岳に到着(営業終了)。喜作新道はアップダウンがあまりなく、歩きやすい道なのでここまでは割とサクッとこれちゃいます。

ガクッと落ちてグンと上がる、槍ヶ岳へ通じる東鎌尾根

槍ヶ岳からは東西南北にそれぞれ道が伸びており、いずれも痩せた鋭い尾根なので鎌尾根と呼ばれています。西に向かえば西鎌尾根を通じて双六岳へ、北に向かえば有名な北鎌尾根へ。単独行で登攀記録を作りまくった加藤文太郎氏が眠った場所としても有名。南は大キレットを通じて北穂高岳へ通じています(南鎌尾根とは言わない)。

加藤文太郎は本人の山行を元にした小説があり、実は今読んでます(╹◡╹)

そして、これから向かうのが東鎌尾根。槍ヶ岳と西岳、さらには大天井岳方面へと通じる道です。

どんな道かと言いますと・・・とにかく下る。ガクッと、どんどん下っていきます。

どんだけ下るんだー(涙)

さっきまで同じ目の高さにあった槍ヶ岳があんなに高くなってしまいました。

下っては登り、下っては登りで、失った標高を取り返す作業を繰り返すなかなかにエグイ道です。ただ、穂高のような岩稜ではなく、極端に危険な場所ではないのでご安心を(๑´ڡ`๑)

大天井岳と槍ヶ岳の間には谷があるので、これを越えるために一度ガクッと高度が下がるんですね。そりゃしょうがないかと言う感じです。

水俣乗越に到着!疲れる道なのでちょいちょい休憩を取りながら進みます。

水俣乗越からは槍ヶ岳に向かって一気に登り返しますよ!

と、思ったらまた下りでした(涙)水俣乗越を過ぎた辺りが東鎌尾根の核心部で、垂直梯子の連続、両側がスパッと切れ落ちた痩せ尾根をしばらく歩くので慎重に行きましょう( ・ㅂ・)و ̑̑

既に営業終了しているヒュッテ大槍殺生ヒュッテを過ぎて・・・

槍ヶ岳はすぐ目の前!ただ、槍ヶ岳に着くころには曇っちゃいましたね。

日本で一番有名であろう山小屋、槍ヶ岳山荘に到着です。

宿泊定員は650人とマンモス級。槍ヶ岳の麓を確保した時点で大成功間違いないですよね。槍ヶ岳は北アルプスの中でそれ程人気がありますし、目立つ存在です。

実は、槍ヶ岳に来るのはこれが2回目で、大学生時代に友人と一度登頂したことがあります。その時は彼に何から何まで任せていて連れてきてもらっただけなんですが、何だか感慨深いですねぇ(๑´ڡ`๑)

槍ヶ岳の頂上へ

お天気は冴えませんが、やっぱり山頂には行っておかないとね。槍ヶ岳の穂先に立つにはこの急峻な岩場を登ります。垂直梯子が4つと随所に鎖があるのでスリル満点!昔はドキドキしたものです。

ただ、登り始めてすぐに、

雪!

何もこんなところで降ってこなくても(笑)バラクラバを着用して先へ。顔面が一番冷えますからね。

山頂に到着!ただ、今にも空が落ちてきそうな天気で眺望は今一つ。

穂高が雲で押しつぶされそうになってました。

昔来た時も山頂はガスで何も見えなかったんです。槍ヶ岳とは相性が今一つなのかしら?明日もチャンスがあるので今日はサクッと諦めて明日に期待しましょう。

槍ヶ岳のテント場はこんな感じに区画されていて、繁忙期だと小屋側でどこに張るか指定されるそうです。今日はどこに張ってもいいと言われました。まあ、私しかいませんし(๑´ڡ`๑)笑

明日も曇りの予報なんですよね・・・せっかくだから槍ヶ岳山頂から大パノラマを満喫したい!山の神様お願いします!

コースタイム

  • 7:30 大天荘
  • 7:50 大天井ヒュッテ
  • 10:00 ヒュッテ中岳
  • 11:10 水俣乗越
  • 13:30 槍ヶ岳山荘
  • 15:00 槍ヶ岳

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