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北アルプス 登山記録

餓鬼岳~唐沢岳 縦走登山:北アルプスの秘境「唐沢岳」へ!!

投稿日:2016年9月25日 更新日:

人生初の北アルプスで選んだのは餓鬼岳~唐沢岳の縦走でした。渋すぎ。俗化していく北アルプスの中で、昔ながらの静けさと素朴さを保つ、餓鬼岳~唐沢岳。昨日は餓鬼岳の山頂までたどり着き、テントを張ったところまでです。今日は餓鬼岳から唐沢岳まで縦走していきます。

餓鬼岳~唐沢岳縦走(3日目):餓鬼岳~唐沢岳~餓鬼岳~白沢

9月も末になると日の出の時間が遅くなり、5時になるとようやく辺りが少し明るくなってきます。北アルプスからでもハッキリとわかる、その圧倒的存在感。遠くには富士山が見えました。

5:30頃になると綺麗な朝焼けがお出迎え。テント場からこの光景を見ることができちゃうなんて、餓鬼岳のテント場は見晴らしが良いですね。最高のご来光を迎えようとしているんですが、ただ一点付け加えるとするのであれば、わたくし、昨晩から熱が出まして。ええ、まさか山頂で風邪を引くなんて、夢のまた夢にも思っていなかったので、大変びっくりしております。

きましたねー!燕岳方面、東沢乗越への尾根が美しい。モルゲンロートが爆焼けして辺りの山々を赤く照らし出します。

モルゲンロート:登山用語で朝焼けのことで、特に朝日が山を照らして赤く染まることを言います。

山は美しい。そう感じさせてくれる瞬間です。

こちらは餓鬼岳山頂から望むモルゲンロートに染まる唐沢岳です。

 

山頂までテントを運ぶだけで、こんな光景を独り占めできる。それが山でのテント泊。これは癖になりそうです。

餓鬼岳の山頂も朝焼けですごい色に!他の山から見たら餓鬼岳もモルゲンロートですごいことになってるんだろうなぁ(๑´ڡ`๑)

餓鬼岳~唐沢岳

熱が出ていて結構お辛い感じではありますが、せっかくここまで来て、今日はいい天気、あとちょっとだけ頑張っちゃおう。唐沢岳なんてそうそう行くことは叶いません。多少の熱は無視する方向で縦走を決意。

餓鬼岳から望む唐沢岳方面の景色。すでに絶景。左奥にある少し高い山が唐沢岳ですね。

餓鬼岳から唐沢岳までの参考コースタイムは2時間30分。荷物はテントに置いているので足は軽い。餓鬼岳から唐沢岳へは一度ぐっと下り、樹林帯の中を行きます。

マイナーな山ですが、標識やピンクリボンなどは多いの安心できますね。

餓鬼岳~唐沢岳は近いようで遠い。アップダウンが多いので歩き甲斐がありますね。この稜線を、尾根を歩くのが本当に気持ちいいし楽しいんですよね。これぞ縦走、縦走こそ登山の花形。

餓鬼のコブという巨岩を横目に進みます。

目の前に迫る唐沢岳。目的の山を見ながら進み、ゴールが近づいてくる感覚がたまりません。

燕岳のイルカ岩っぽい巨岩を巻くように山頂を目指します。

唐沢岳

北アルプスの秘境とも呼べる山、唐沢岳の山頂に到着しましたー(๑´ڡ`๑)!

山頂からは360度の大展望が広がっております。

こっちは針ノ木、蓮華や後立山、立山剱岳などがある北面。

高瀬ダムや七倉ダムを望む。裏銀座登山の始点となる場所ですね(参考:北アルプス裏銀座縦走:七倉山荘でテント泊のち烏帽子岳へ!)。

山肌が白い野口五郎岳は大きくてどっしりとした山容です。

・・・

山頂は誰もおらず、北アルプスとは思えない静寂が広がる空間。北アルプスにおいてこれだけ静かでゆっくりとした時間が流れている山はそうそうないでしょう。静かな山行を楽しみたいのであれば、餓鬼岳~唐沢岳は本当おすすめです。

唐沢岳が100、200、300名山のどれにも選ばれてないのは、餓鬼岳の一部のような意味合いがあるからでしょうか。個人的には餓鬼岳よりも展望良いし、唐沢岳の方が好きでした(๑´ڡ`๑)

餓鬼岳~唐沢岳はどちらかと言えば帰りの方が大変です。特に餓鬼岳直前は相当な急登でしたよ!

餓鬼岳

今日は本当に久しぶりにいいお天気。2016年の9月は呪われたかのように天気が悪かったので、やっと晴れてくれたかと胸を撫でおろしています。

餓鬼岳でテント張るならこの場所がおすすめ!美しいご来光を拝むことができます。いい天気なのでテントもしっかり乾きました。

さて、これから下山しますが、下山後の白沢登山口から信濃大町のタクシーを手配しておきます。餓鬼岳の山頂は電波良好でソフトバンクも4Gが3本入りました。

餓鬼岳~白沢

餓鬼岳、唐沢岳と最高の景色を楽しむことができました。後は無事に下山すれば登山成功・・・なのですが、最後の最後でオチが。

帰りもはしご、橋のオンパレード。雨は上がりましたが、それでも滑ります。落ちたらドボン不可避なので慎重に進みます、

 

・・・がっ!・・・

 

一瞬油断してしまった、あからさまに滑りそうな岩に足を置いてしまいました。あほな子です。少し体重をかけてしまった馬鹿な子です。

 

・・・とぅるん・・・

 

と、非常に滑らかな動きで、無事、着水。

ここが事件現場です。右足がくるぶしまでサヨウナラ。やっちまった感半端ないですね。でも、大事には至らず、不幸中の幸いでしょうか。全身ずぶぬれとかだと洒落になりませんしね。

右手に擦り傷、掌から出血!バンドエイドで応急処置をして、平静を装って進みます。バンドエイドとか、すぐにカバンから取り出せるところに入れておくのが重要だと、本当身を持って学びました。

白沢から松本に戻り、ビジネスホテル「ホテルマツモトよろづや」に到着。4200円と非常にリーズナブルなお値段。今日は熱があるので迷わずホテルを手配しました。ホテル内にランドリーもあるので着ていた洋服を洗って乾燥させて、水に浸かった登山靴をドライヤーフル活用で何とか乾かしてと、登山が終わった後も大変でした。

熱がしんどい・・・。しかし、涸沢の紅葉がいい感じなので、意地でも熱を下げて涸沢の紅葉を見に行きます。意地です。意地で熱を下げます。

意地で熱を下げていった涸沢の紅葉はコチラ

結果、行きました(๑´ڡ`๑)!

餓鬼岳、唐沢岳まとめ

餓鬼岳と唐沢岳は北アルプスの南部エリアと人気の場所にあって人があまり訪れない静かな山。しかし、それは景色が悪いからではありません。むしろ、餓鬼岳と唐沢岳いずれも360度の展望を楽しむことができる名峰でした。餓鬼岳まで登るのであれば、ぜひ、必ず、絶対に唐沢岳まで行くことをおすすめします

しかし、餓鬼岳~唐沢岳を日帰りで済ませることは時間的にほぼ不可能ですので、テントを担ぐか、あるいは餓鬼岳小屋に1泊しましょう。

餓鬼岳小屋は泊まる人も少ないので、ご一緒した人と仲良くなるチャンスかもしれません。

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