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北アルプス 登山記録

【北アルプス】焼岳 雪山登山(前編)~燃える焼岳で初のツェルト泊~

更新日:

2017年厳冬期登山「ザ・ファイナル」として、北アルプス南部にある焼岳に登ってきました!

誤字脱字じゃないですよ!本当に厳冬期の北アルプスぶっこんできたんです、自分でもビックリ!

焼岳 雪山登山 コースタイム

あれです、厳冬の北アルプスに行くだけでもアレなのに、今回なんと人生初のツェルト泊というおまけ付き。ツェルトで1泊2日の山行を大満喫して参りました。北アルプスの玄関口である上高地は冬季閉鎖されているため、冬の焼岳は中の湯温泉から登るのが一般的。私も例に漏れず中の湯温泉からピークを目指します。

1日目

  • 8:00 松本インター前 バス停
  • 9:15 中の湯 バス停
  • 10:00 中の湯温泉
  • 12:30 広場(幕営地)着
  • ツェルト設営&お昼休み
  • 14:30 広場(幕営地)発
  • 16:50 焼岳 北峰
  • 18:30 幕営地 戻

2日目に続く…

1日目の山行スタート

バスタ新宿大好き清宮ですこんにちは。

何度目か分からない新宿~松本線を利用して松本を目指します!

夏の北アルプスでは終点の松本バスターミナル下車でしたが、今回は一つ手前の松本インター前で降ります。

理由はコレ!

「高速バスからのネットカフェ(自遊空間)」というワンパターン野郎ですみません(汗)

わざわざ松本インター前で降りているのは、松本駅まで行くとネットカフェが無いからなんです。駅界隈にはゲストハウスが幾つかあるので便利ですが、少しでも安くあげたいということで、ネットカフェをチョイス。

8:00 松本インター前 バス停

新しい朝が来た!ネットカフェの割とすぐ目の前にバス停があるので松本インター前ネットカフェ泊、結構おすすめですよ。

それにしても、外に出てみてびっくり。めっちゃ曇りやん(白目)

8:00発のバスで中の湯まで運んでもらいます。今日が曇りなわけないと、すがる思いで衛星画像を見てみると「だんだんと高気圧に覆われるため…全国的に雲の少ない空となります。」

ですよね(ガッツポーズ)!

9:15 中の湯 バス停

中の湯バス停に到着!この時には美しい青空に変わってました!

中の湯温泉の目の前にバス停があると錯覚していたので、降ろされたのが山の中腹でビビりました。

中の湯バス停は釜トンネル(冬の上高地へ向かうためのトンネル)近くにあります。中の湯温泉を目指して歩いていきましょう!

程なくして禍々しいゲートに到着。一見入れなそうな感じですが、ロープで固定されているだけなので、ちゃんと入ることができます。

この先が容赦ないアイスバーン!スケートリンクの上を歩くような感じなので、徒歩でも大変です。

10:00 中の湯温泉

くねくねした道を歩いて中の湯温泉に到着!

登山口は右手の駐車場の奥なので、このまま真っすぐ進みましょう。

コースタイムが3:30と書いてありますが、それは夏山のお話し、冬はもっと時間がかかるので注意しましょう。

さあさあ!ここから焼岳登山の始まりです。

中の湯温泉右手から樹林帯の中に突っ込んでいきます。

土日に登ったであろう人のトレースあり!

それにしても、この2時間で驚くほどに雲が無くなりました。一面雲まみれから今じゃ雲一つない快晴でっせ。

中の湯温泉からすぐの所がちょっとルート不明瞭ですが、とにかく上に登っていけばやがてピンクテープが出てきます。ここから先はたくさんあるのでご安心を。

地図にも書いてある通り、新中の湯ルートはいきなりの急斜面。

つぼ足でも行けますが、傾斜を考えると初めからアイゼンを付けておいた方がいいと思います。

焼岳は山と高原地図「槍ケ岳・穂高岳」に記載があります。

中腹で一休み。風が無いので暑いくらい。コーヒーより冷たいポカリが美味しい登山日和。

樹林帯をしばらく進んで行くとドンッと目の前にかっこよすぎる山が姿を現します。

彼の名は霞沢岳(かすみざわだけ・日本二百名山)。

場所が北アルプスじゃなければ100%日本百名山に選ばれていたであろう山容を誇ります。北アルプスにはそんな山がゴロゴロしてますからね(餓鬼岳、燕岳、大天井岳・・・他多数)。

標高が上がると綺麗な霧氷を見ることができました!

雪の水分量が多くて、ずぶずぶした雪質でした。

歩いているとアイゼンの裏に雪だるまの原理でどんどんくっついてきます。

12:30 広場 着

新中の湯ルートは一番初めが急登で、そこから斜度が緩くなり、最後には平らな広場に辿りつき、ここまで来ると焼岳がその雄姿を見せてくれます!

さぁ幕営だ!人生初のツェルト泊準備

本当は・・・完全な樹林帯の中の方が風が弱いので幕営には適しているのですが、つい目の前の景色につられ、樹林帯を出た所を幕営地にチョイス。だって!目の前に霞沢岳ががが!

雪崩は大丈夫そうな場所。

さすがに雪がふっかふか過ぎるので、踏み固める前に少し掘ろうと思います。

いやね、はじめての雪山テント(ツェルト)泊ですねん。ぶっちゃけ、結構ドキドキなんです。

「やべ、全然踏み固められねえぞ!」とか言っている間に結構掘ってたみたい。

予め用意しておいた張り綱とペグを使ってツェルトを固定します!

「やべ、思ったよりペグ固定されない!?」とか言いながら悪戦苦闘。

ポールと連結している張り綱の3箇所は木に結び付け、残り一つは雪のブロックに引っ掛ける形で固定。

入り口側から見るとこんな感じ。

掘り起こした雪を積み重ねて後側をガード!

ふぃー(汗)

何とかツェルトを設置することができて一安心。テントは死ぬほど設営していますが、ツェルトは初めてという事で、学ぶことが多かった。もちろん、(自宅の庭で)事前練習はしていますが、地面で設営するのと雪上に設営するのとでは難易度が全然違いますね。

1日目にピークを目指すか否か、天気、体力、幕営の状態などで決める予定でした。

今日は天気もいいし、コンディションもいい。この天気でピーク踏まないとか嘘ですもん。

不在の間にツェルトが潰れてたらショック過ぎるので、増築しました。

(結果、正解でした。)

14:30 広場(幕営地)発

焼岳の美しいカールを登って山頂を目指します!

焼岳は南峰(左側、雲の中)と北峰(右側)から成っており、三角点のある最高地点は南峰です。

今日は北峰へ!

魚眼レンズで撮ったかのような北峰と南峰の鞍部に到着。

焼岳は活火山。ここまで噴煙を上げていると、ちょっと怖いですね。

上高地に大正池ってのがあるんですが、1915年に焼岳が噴火してできたものです。

噴煙口と南峰を仰ぎながら、巻いて行きます(ルートミスった)。

焼岳山頂部の何が怖いって、この通り落とし穴だらけなことなんです。

地熱がすごいので雪が溶け、中が空洞になっている箇所多数!

見るからに地面の温度が高そうです。

北峰の上に到着したので、山頂へ行くかと思ったら・・・え?ここ?写真ではイマイチ伝わらないのですが、かなりの高度感と痩せ尾根感。夏道はここ通るっぽいのですが、冬ではこの通り。

恐らく、岩のすぐ右側を巻いて行くのがいいと思います。

無駄に痩せ尾根歩いちゃった・・・

16:50 焼岳 北峰

焼岳 北峰(2393m)登頂!

17時という事でさすがに雲が湧いてますが、山頂は穂高岳(左)と霞沢岳(右)の景色が抜群

時間が経つにつれて低い雲がどんどん湧いて、終いには目の前で雲海のできあがり。

雲海は何度も見てきましたが、雲海ができるところは初めて見ました

焼岳から眺める夕景

厳冬期の焼岳山頂から、美しすぎる夕日を眺めております。

目の前に対峙するのは焼岳 南峰。

焼岳の噴煙が夕日に照らされて、深紅に輝きます。やばばばな景色でした。

伝わりますかね、この天国から地獄感。

夕日を山頂で眺めたということはです。そこから幕営地まで、暗い中を戻らなければならないという事です。

本当は後5分、「太陽が沈み切る最後の輝き」を山頂で見ていたかった。でも、そこまでいると山頂から鞍部まで戻る時点で暗くなってしまうので、引き時を見極めなければなりません。

無事に幕営地に戻ってきました。

そうか、ツェルト内のライトを点けて出発すれば、帰りにすぐ幕営地を見つけられますね。次からはそうしよう。

さあここからは、厳冬期の北アルプス「夜」の始まりです。

・・・1日目の夜、2日目へ続く。

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